チャラララ ラッラッラー

 普段、人の成長を見守っているのは楽しいもので、自分の周りにいる人が感じるほど成長したその瞬間を見れるのは喜ばしいことだと思う。親が子供の成長を感じ、離れていってしまうという想いのなかにも、やはりささやかな爽快感みたいなものが存在しているのではないだろうか。人は自分が変化することを恐れてしまっている面がある。人が成長したとき、変化のない自分に焦りを感じることも多いだろう。しかし、その焦りによって自分を高めていける。その勇気に間接的に励まされ成長していける。そういう喜びに満ちた面が人の成長にはあると思う。
 俺の周りにも、最近あきらかなレベルアップを遂げた一人の女性がいた。正直、俺は彼女を馬鹿にしてたと思う。完全にナメてた。しかし、彼女は俺が危機感を覚えるほど、成長してしまった。もうね。ない。めんどくさくなってきたから淡々と書くけど、ストーキングがレベルアップした。なんか、俺の働いてるバイト場で時給発生しないのに働いてた。しかも延長とかじゃなくて、普通に休みの日に来て働いてた。ありえない。ピンチ。